住所:山形県山形市旅篭町2-1-40【地図】
営業時間:11:00〜15:00、17:30〜21:00(スープなくなったら終了
定休日:水曜日
テーブル上の調味料:酢、おろしニンニク、赤湯唐辛子、白ゴマ(ゴマすり器に入ってる)、コショウ(コショウすり器に入ってる)
テイッシュの有無:BOXティッシュ店内あちこち
画像:たまやら〜麺(こってり) 700円

関西発、個性的で人気のあるラーメンチェーン店『天下一品』に似たラーメンを出す店が山形にオープンしたとの噂を耳にしたのは去年のこと…さっそく訪れてみたが、店主の体調不良だとかで残念ながら店は休業中だった。最近、店の近くを通りがかったら暖簾が出ていたので、あわてて飛び込んだ。正直言って、ボクは天下一品のラーメンはそんなにハマりはしなかったのだが、果たしてこの店はどうか…

結果を先に書いてしまうと、とても美味しかった。スープはやはり天下一品に似てポタージュのようにドロドロと粘度が高い、おそらく天下一品と同じく鳥の皮や骨髄から取り出したコラーゲンがこのドロドロを作りだしたのだろう。天下一品が苦手な人の多くは、この超濃厚なスープの獣臭を嫌うが、写真を見てわかるようにたまやのラーメンには全面に節粉がかかってるので、魚の香りのインパクトが鳥の臭みを消すのに一役買ってくれている。ボクはこの組み合わせに「天下一品より美味しい」という感想を抱いた。麺はスープに負けない太縮れ、黄身が半熟の煮玉子、やわらかいチャーシュー、シナチクなどのトッピングもそれぞれ美味しく、小皿に盛られた「紅芯味噌」という名の辛味噌も単純な辛さだけじゃなく、ウマ味を含んだこだわりのアクセントになっている。

更に、この店はテーブル上の調味料も興味深い。白ゴマやコショウが手元でガリガリと摺る容器に入ってるタイプのものなので風味が強く、ラーメンにかける事によって多くの味の変化を楽しむことができる。唐辛子も知る人ぞ知る、赤湯の大沼唐がらし店のものなので普通の業務用唐辛子とは違う、深みのある辛味を楽しめる。ボクは、めったにラーメンにコショウをかけないのだが、ここのラーメンはポタージュのような食感のスープに摺ったばかりのコショウが実にマッチした。
他のメニューは、たまやら〜麺から紅芯味噌と煮玉子を外したら〜麺と、チャーシュー麺、それぞれ「あっさり」と「こってり」がある。後は、つけ麺。会計時、若い店主に「あっさり」の味について質問したら「こってり」の鳥スープに魚介スープを足したダブルスープで、サラリとしながらも濃厚とのこと…聞いてみて良かった、俄然興味を惹かれた。よっぽど熟考の上で作り出した作品なのだろう、しばらく熱く語った店主は恐縮しながらも「ぜひ、また食べに来てください」と一言、ボクも「必ずまた来ます」と答えて店を出た。
車で行きずらい場所だが、店から市役所方面に抜け左折した場所にある指定コインパーキングを利用したのお客さんには100円のキャッシュバックがあるとのこと。詳しくは、お店の戸に貼られた地図を参照してください。
再来店の可能性:◎

